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■社会性を身につけさせる

社会性を身につけさせる
トレーニングをするうえで幼少期にもっとも必要なことは、これから子犬たちが生活していく「私たち人間の世界=社会」を教えてあげることです。
この重要度を表す言葉として生後6ケ月未満の子犬時期を「社会化期」と言います。

社会化期の触れ合い
犬は体の末端部分(耳先・尾先・四肢の先、鼻)がとても敏感です。これは自己防衛機能からくるものですが、人に触れらることに慣れていない犬は、威嚇や攻撃をします。
家に子犬がやって来たら、その日からたくさん触れてあげましょう。たくさん触れると、犬はそのぬくもりから群棲心理を刺激されてあなた方家族をどんどん信頼していきます。
徐々に触れる部位も広げていきましょう。
最初は首の下や耳のつけ根付近から始め、爪先や脚のまわり、おなかなどを触ってみましょう。
そして、しっぽを一瞬だけ強く握ってみるのもいいでしょう。なでるときの手の出し方も工夫します。
そっと下から差し出すときもあれば、顔の上からたたくくらいの勢いで手を差し出し、触れる瞬間にやさしくするといった方法も有効です。
こうして、体に触れる刺激にも慣れさせていきます。

社会性

外の世界に慣れさせる
最初に犬が覚える社会はサークルです。それから家のリビングと行動範囲が広がっていきます。
外に出られるようになったら、歩いていける近所から車で行く山や海へと広がっていきます。
世界の広がりに対応できる犬に育てることが大切なのです。

「小型犬は散歩に行く必要がない」といった指導をするペットショツフもあるようですが、とんでもない間違いです。
「10分で十分」といったように散歩を時間の長さで考えるのも違います。
「運動量」だけに目を向けてしまうと、このような間違った考え方になってしまいます。
以下、社会を大まかにグループ分けしました。

市街地や公園
静かな社会を理解させます。

大通り・幹線道路・工事現場
トラックのクラクションやオートバイの甲高い排気音に慣れさせます。
工事現場の金属のぷつかり合う音や、重機の低音の鈍い音にも慣れさせます。
商店街など たくさんの人を見せます。
車・電車・パスの移動 電車にも慣らしましょう。
犬と電車に乗るには、犬の顔が隠れる力バー付きのキャリーバッグが必要です。
体力のない時期ならば抱っこして外の世界を見せるだけでも十分です。
1回の散歩時間は短くてもかまいません。
短い時間、少しの刺激を繰り返したほうが抵抗力を早く育てることができます。

犬が、自分の暮らす社会を好きになれるように、「飼い主といっしょなら外は安全」だと教えましょう。  





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