犬のしつけ・しつ犬
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■「子犬を渡せ」ゲーム
 
さて準備ができたところで、「子イヌを渡せ」ゲームをしましょう。
1人1人が順番に子犬をハンドリングして、やさしく撫でて体を調べ ます。
まず全員が子イヌに自己紹介します。
「やあ、こんにちは。僕は 知らないおじさんだよ、さあ、おやつをあげるね」というように。
続い て、子イヌの体を調べて、同じようにごほうびを与えます。

「ちょっと お耳を見てみようかな?さあ、おやつだよ、もう1つのお耳も見てお こうね、はい、もう1個おやつだよ。お口を開けて、おや、大きな歯が あるねえ、じゃあ、大きなおやつをあげようね。足を触るよ、はい、お やつ。お尻も見ておこうかな?はい、ありがとう、今度は3つあげるね」

というように。それが終わったら、子イヌを左の人に渡します。
この練 習を数人の人に交代でやってもらったら、もう子イヌは動物病院で診断 されてもおとなしくしていられるし、子どもに抱きしめられたりハンド リングされても平気になっています。  

最初の数人までは、幼い子イヌが人間の干渉に慣れるように慎重にこ とを進める必要があります。
しかしその後は、パピーパーティーはお祭 りのように楽しいものにしてください。

風船や紙テープ、リボンが舞っ て、楽しい音楽が鳴り響くフェスティバルです。  
また、あなたの子イヌには、子どもが走り回ったり叫んだりするのに 十分慣れさせてください。

犬のしつけ

子どもというのはいつもそうだからです。  

子イヌが青年期になって初めて、公園で子どもが走ったり叫んだりし ているのを目にしたとしたら、それは大変な問題に発展します。

このイ ヌは一緒に遊んで欲しくて子どもを走って追いかけるか、あるいは子ど もが怖くて走って隠れるかのどちらかでしょう。
どちらにしても望まし いとは言えません。
しかしながら、それが何度もパピーパーティーに参 加したことがある恵まれた子イヌだったら、子ども(大人も)が笑った り、叫んだり、走ったり、スキップしたり、こけたりという光景はすで に見飽きていて、「ああ…知ってるよ、もうとっくに経験済みだよ!」 ってな具合で平然としていられます。

パピーパーティーを数回経験した 後では、実生活で起こることはどれも、子イヌにとっては百も承知のあ くびが出るような退屈なことになるのです。  

あなたのイヌを抱くことができないとしたら、イヌと暮らす意味はどこにあるでしょう?

触ることのできないイヌと暮らすのは、触ることのできない人と暮らすのと同じくらいばか げたことです。  
あなたの子イヌには、家族、友だち、知らない人、子ども、獣医師、グルーマー、と誰にハ ンドリンクされても平気でいられるように自信をつけさせてください。

お医者さんに咬みつ く人はいませんし、美容師にパンチをくらわす人なんていません。

つまり、誰もお医者さんや 美容師に触られても反撃しないのと同じように、イヌだって、子イヌの頃に適切に社会化さ れていさえすれば、体を触られても攻撃することはないのです。
犬にしてみれば、人を怖 いと感じること、そしていつも怖い人に固まれていることほど恐ろしいことはないのです。




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