犬のしつけ・しつ犬
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■「やさしく」 ・咬みつきをコントロール 
 
習慣的に子イヌに手から食事を与えるようにすると、子イヌはやさし く咬むことを覚えずっとそれを継続できます。
もし子イヌが飛びついた りパクッと咬むふりをしたりしたら、痛くなくても「痛い!」と言いま す。
このとき大声を出す必要はありません。
ただ5秒間タイムアウトを とって食事を与えるのをやめるだけです。

そして、傷をなめるふりをし て、子イヌに「やさしく…」と静かに言います。
そして、また食事を与 えます。

この練習は、子イヌが乱暴なことをしたら母イヌや兄弟から受 けるであろう反応と同じことを再現しているのです。
子イヌがおとなし くなって用心して近づくようになるまでは、あなたからのすべての接触 はおあずけにしてください。

犬のしつけ

■子イヌの咬みつきをコントロールする  

子イヌは咬みます。
そして、そうでないと困ります。
遊びの咬みつき は、子イヌの発達段階では、正常で自然な、なくてはならない行動なの です。子イヌの頃に咬んだりしない子イヌは、将来 問題を起こしてしまいます。

なぜなら咬みつき遊びによって子イヌはや さしく咬むことを学習するからです。
子イヌの歯は針のように鋭いので すが、まだアゴの力が弱いため咬みついてもいつも遊びのレベルで終わ ります。

最初に子イヌに咬む力を抑制するように教え、次に咬む回数を減らす ように教え、そしてやさしく咬むように教えます。
これは、子イヌの教 育で何よりも重要なことです。  
子イヌの咬みつきは、たまに痛い時があるぐらいでめったに深 刻なケガにはなりません。
とはいえ、子イヌに咬まれて痛かっ た時にあなたが適したフイードバックを返すことは非常に重要 で、そうすることで、子イヌは確実に咬みつきを抑制できるよ うになり、やさしく咬むこともできるようになります。

そして、 このようなフイードパックを子イヌの成長段階で何度も繰り返 し行う必要があります。
そうしなければ、子イヌのアゴの力が 強くなってくると、大きな被害になりかねません。  

子イヌが遊びで咬むのをやめさせようとして、子イヌを罰したくなる のはよくあることですが、そうしても、せいぜい子イヌは家族の中で罰 を与えることができる人にはマウズィングしなくなるだけで、罰を与え ることができない人、つまり子どもにマウズィング遊びの矛先を向ける ようになります。

最悪なのは、罰を受けたために子イヌが咬みつき遊び をしなくなってしまうことで、そうなると、子イヌは咬みつきを抑制す ることを学ぶ機会を失ってしまうのです。  

子イヌが成犬になっても安定して咬むカを抑制できるかどうかは、子 イヌの時期に人や他のイヌ、他の動物と咬みつき遊びをする機会を十分 に与えられていたかどうかにかかっています。

咬みついて遊ぶ機会が多 いほど、子イヌはアゴのカを自分で抑制できるようになり、成犬になっ てもやさしく咬むことができるようになります。  

もし子イヌに他のイヌや動物と交流する機会があまりないとしたら、 子イヌにやさしく咬むように教える責任は全面的に飼い主にあります。

つまり、あなた、家族、友だちです。  
いずれは、子イヌの咬みつき遊びという行動もやめさせなければなら ない時期がきます。

成犬になっても、家族、友だち、知らない人に、子 イヌの時と同じ調子でふざけて襲いかかられては困るからです。
しかし ながら、この子イヌの咬みつき遊びをなくしていくには、徐々に段階を 踏んで系統的なプロセスに沿って行わなければいけません。  
一番重要なポイントは、咬みつき遊びの行動自体を完全に禁止する前 に、咬みつきのカを自分で抑制できるように教えることです。



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